体臭にはさまざまな種類がありますが、ヤニ臭い・魚を焼いた後のような「焦げ臭い」ニオイで悩んでいる方もいるかと思います。
「なんか自分から焦げ臭い臭いがする…」
「周りに人がいても自分だけなんか焦げ臭い…」
「汗をかいた後や夏場がとくに焦げ臭い…」
私自身、自分の体から焦げ臭いニオイが発生するのが気になるようになりました。
特に、夏に焦げ臭い体臭に悩みます(>_<)
その、体臭が焦げ臭くなる原因は「心臓・小腸が疲れている」と言われています。
汗や体臭が焦げ臭くなる原因:心臓・小腸が疲れている
心臓と小腸は一見関係ないように見えますが、「栄養分の吸収・血液の循環」という面で密接なつながりがあるのです。
- 心臓:血液を体内に循環させる
- 小腸:体に入ってきた食べ物を消化し栄養分を吸収する
心臓が弱ると体内に血液を運ぶ機能が低下するので、血液循環が悪くなり、
- 顔色が悪い
- 手足末端の冷え性
- のぼせ
- 立ちくらみ
- 動悸
などの体調面に悪影響を与えてしまいます。
一方、小腸が弱ると、食べたものの栄養分をなかなか吸収できない状態(消化力が弱い)になってしまいます。
消化が出来ないでいると未消化物がたまって便秘やぽっこりお腹の原因にもつながってしまいます。
他にも、
- 口内炎
- 残尿感
- 尿が濃い
- 尿が焦げ臭い
などの症状として現れることも。
小腸の機能が弱まると消化力が低下してるので、体内に残ってる消化できていない食べ物の臭いが体臭として発生につながります。
- 焼肉
- 焼鳥
- 焼き魚
- 卵焼き
- ハンバーグ
- ステーキ
- ハムやソーセージ
などの焼いた動物性食品や、
- コーヒー
- タバコ
- ビール
などの苦味成分が含まれた趣向品を好んで普段から摂取することが多い生活を送っていると、これらの苦い焦げ臭いニオイが汗や体臭となって体外に放たれるようになります。
これが焦げ臭い体臭の原因になります。
肉類やこってり脂っこい食事ばっかり毎日のように好んで食べる
↓
小腸の消化時間がかかり消化しきれないままたまってしまう
↓
消化しきれないでたまっている物が焦げ臭い体臭になる
という悪循環になってしまうので、焦げ臭い体臭は食生活を見直すことが改善の第一歩です。
焦げ臭い体臭の対策・解消法
「苦み」のある食べ物を摂取する
タバコ、ビール、コーヒーなどの体に悪い苦みではなく、体に良い苦みのある食べ物を摂取することが焦げ臭い体臭には効果的と言われています。
★野草類
- 春菊
- パセリ
- 大根やにんじんの葉っぱ
- 菜の花
野草類は、食べると血流が良くなるのでその分、心臓の負担を減らせる食べ物です。
★野菜類
- ゴーヤ
- よもぎ
★飲み物
- 三年番茶
ポリフェノールを含むお茶は体臭対策に良いと言われますが、とくに三年番茶は体臭、冷え、夏バテにいいお茶です。
★ポリフェノールを含む食品
ポリフェノール(抗酸化物質)は体臭発生を抑えてくれます。
- かぼちゃ
- にんじん
- トマト
- ブルーベリー
- 味噌
- 梅干し など
血行を良くする
心臓の血液循環機能が低下すると、血行が悪くなり小腸の機能低下にもつながってしまいます。
半身浴や足湯は身体が温まり血流の改善を助けてくれます。
足湯で足を温めると、あたたくなった血液が心臓に戻り、全身をあたためてくれて体臭改善だけでなく全身の不調改善にもよいのです。
夏バテも影響!夏は焦げ臭さが強くなる
焦げ臭い体臭で悩んでいる方は、特に夏に焦げ臭さが強くなりませんか?
私自身、ここ数年で夏にやたら自分が焦げ臭くなるというのに気付きました。
とくに、夏の寝起きなんかがわかりやすくて、寝てる時にたっぷりかいた汗の臭いか起きた時の自分や布団からむわ~と焦げ臭い臭いがする夏の日がありました。
焦げ臭さが強くて自分でも「なんの臭い?」と引くぐらい…(笑)
これはたまたまではなく、夏場は体内に熱がこもりやすいく、心臓・小腸が弱りやすいことから焦げ臭い体臭が強く出やすいと言われています。
多汗症で汗をたくさんかきやすい人は水分が出て行く分、体内に熱がこもると、日射病や脱水症状を起こしやすくなるので、夏に焦げ臭い体臭を感じたら気をつけましょう。
まとめ
焦げ臭い体臭は、心臓・小腸の疲れや弱りを改善することがポイントです。
- 食事面の改善(動物性食品を控える)
- 血行を良くする
などを意識し、体内から焦げ臭い体臭を改善していきましょう。