こんにちは、ちゃんPです(^o^)/
9/23再放送のNHK「チョイス@病気になった時」では腰痛対策とストレッチ法が紹介されました。
腰痛の方はもちろん、腰痛予防にもなるので是非お試ししてみてください。
腰痛により仕事も辞めざるおえなくなった女性の事例
ある20代の女性が激しい腰痛に襲われ生活に支障をきたす状態になってしまいました。
病院で診てもらったところぎっくり腰。
絶対安静、鎮痛剤により1週間ほどで回復しました。
これを機に腰を女性は気遣うようになったのですが、ある日ソファに腰掛けた瞬間、再び立てないほどの激痛に襲われました。
年末で病院へ行けなかったので自宅で安静にしていたのですが痛みは引く気配はない。
イスにしがみついて移動するほどの状態になってしまい、再び病院で診てもらったが先生ごとに言うことが違うからどこを信じたら良いかわからなかったそうです。
そして腰痛はさらに日常生活に支障をもたらすようになり、ついに仕事も退職…
一般的に腰痛の回復イメージは整形外科→治療→手術
治療法のイメージはシップ、針灸、お風呂、マッサージ、コルセットなどなど…
だと思われますが、この女性はカンタンストレッチ「これだけ体操」で解消したのです。
長引く腰痛の原因は「恐怖」と「借金」
恐怖とは
腰痛を繰り返すと生じる「また痛むんじゃないか」という恐怖心や不安。
これが腰痛を悪化させる原因の一つでもあるのです!
一度経験した痛みに対する不安からコルセット使用が習慣となる
↓
動いてはいけないという過度の安静がかえって血流が悪くなる
↓
次第には脳の鎮痛システムも低下する
↓
さらに痛みが激化・恐怖心がつのる
という様に悪循環をもたらすということが最近原因としてわかってきた様です。
ぎっくり腰の場合、コルセット装着は最初の2日までが良いんだそうです。
借金とは
随核がズレることを借金と言います。
背骨●
椎間板◇
背骨●
椎間板◇
背骨●
・
・
・
と背骨間には椎間板というクッションがあり、椎間板の中には<随核>があります。
この随核は腰が負担を感じるとズレが生じます。
この随核のズレによって
・ぎっくり腰(椎間板の外側が傷つく)
・ヘルニア(随核が飛び出す、漏れる)
と種類が異なってくるのです。
この随核のズレは「これだけ体操」という先ほどの女性が回復したカンタンな体操で元の位置に戻すことができるのです。
これだけ体操(前後)
- 足を肩幅に開く
- お尻に両手を当てる
- 骨盤を押し込むイメージでゆっくり息を吐きながら3秒そらす
- ゆっくり戻す
▶︎ポイント:体をそらす時はアゴを引きヒザを曲げない様に
腰への負担が気になった時にやるとOK
イタ気持ちいと感じる程度の強さでやるとよいです
これだけ体操(左右)
- 壁沿いに立ち壁に肩の高さで腕を当てる
- 壁から足までの距離は肩から腕の2倍
- 体が「く」の字になる様に手で押す
- 左右やりにくい方を確認しやりにくい方を5秒×5回
▶︎ポイント:猫背にならない様に!やりにくい方を重点的に行いましょう
2~3日に1回でOK!
これだけ体操(前後)→これだけ体操(左右)→これだけ体操(前後)
と最後に前後をもう一度行います。
これだけ体操注意点
お尻~太ももにかけて痛み・痺れを感じたり、体操後も10秒以上痛みが続く方は別の症状も考えられますので体操をやめて医療機関に相談しましょう。
これだけ体操をしてはいけない人
- 脊柱管狭窄症
- 脊椎炎 脊椎腫瘍など脊椎の病気
- 骨折の治療中 など
また現在、医師の診察を受けている方は担当医の指導に従いましょう。
生活で腰への負担を軽減するちょっとした工夫
- くしゃみをする時:机に手をつくだけで腰への負担を軽減
- 重いものを持つ時:モノにより近づきしゃがんで背筋を伸ばして持つことで負担が軽くなる
- 料理中・皿洗い・立ち仕事:片足を台に乗せるだけで前かがみの角度を和らげ腰への負担が軽くなる
- 靴下履く時:壁にお尻をつけて履くと腰の負担軽くなる
腰へ負担がかかる姿勢は「前かがみ」が多いので前にかがむ角度を浅くする工夫をすることで少しでも負担を軽くできるのです!
まとめ
これだけ体操は腰痛予防にもなるので腰回りが気になる方はお試ししてみてください(^o^)/