「便秘は遺伝なのだろうか?」
と気になる方も多いかと思いますが、便秘には遺伝性があまりないと言われています。
遺伝よりも食生活などの習慣が親から子供へ影響を与えることが多いのです。
便秘は遺伝より生活習慣が影響をあたえる
便秘の人は「自分の親や家族が便秘」という人が多いのではないでしょうか?
私自身便秘体質なのですが、母親も便秘体質な上、腸閉塞(イレウス)で何度か手術入院をしてしまうほどでした。
食生活で「最近母親に似てきたな」と思うようになり「親や家族の生活習慣が子どもに影響をあたえる」ということを実感しました。
【私の場合】腸閉塞になった母親と食生活が似てきてヤバいと思った
私は仕事で忙しい生活が続いた時、料理を作るのもおろそかになり、スーパーでお惣菜(寿司、パスタ、グラタンとか)やインスタントの味噌汁、サンドウィッチ、調理パン、おにぎり、カップスープ(春雨とか)などの温めるだけて食べれる半調理品をよく食べてました。
このように栄養不足で生の果物、野菜を食べる食事が減ったからか、
- 便がなかなか出ない
- 出てもコロコロうさぎ便
- ガスが溜まりやすい
- 腹痛
- お腹張ってぽっこりお腹
- ガスがたまる
- 胸焼け
などの便秘の症状でもある体調不良がより現れるようになりました。
その時に、
「なんか、最近、母親に食べてるのと似てきたな…(笑)」
と、母親が多忙時によくやってた食生活と似てきたことに気付きました(~_~;)
さらには、
- 運動不足
- 1日座りっぱなし
- 冷え性
- ぽっこりお腹
と気づけば母親と同じような生活習慣…
「やばい、これは便秘悪化するわな…(~_~;)」
食生活の乱れを見ないふりしてましたが、「この習慣が続くのはだめだなー」と感じました。
- 腸閉塞で腸がねじる
- 便がつまり下から出せずに嘔吐で上から出すしかない
- 食べれない
- かなりの激痛に襲わる
- 横になるしかなく生活すら困難…
腸閉塞で手術をした母親の苦しむ姿を見ていた私は、母親と同じような食生活を送ってきたことに気づいてから、自分も気をつけなきゃなと便秘を前より気にするようになりました。
やはり、惣菜やコンビニ弁当などは楽ですが添加物も含まれているので腸にはよくないですね。
野菜、果物、魚、肉にしろ、できるだけ生の食材を調理し摂取するのがよいですね。
好き嫌い・偏食も便秘に影響を与える
幼少期、親が作ったご飯を食べて子供は大きくなりますよね。
子供が小さい時に、隔てなくなんでもいろんな食材を食べさせて育てると大人になって好き嫌いなく育つ、ということがあるように、
- 親が自分の好きなものばかり食卓に出していると、子供もそれを好んでよく食べるようになる
- 逆に親が嫌いな食べ物を料理に含めないと子供はその食材を食べることが少なく育ち、嫌いな食べ物になってしまう
など、家族(親)の食生活というのはその人(子)の食生活に影響を与えてしまいます。
親が好き嫌いが多く、偏った食生活で子育てをすると子供もその影響を受けて偏食がちになってしまうというわけです。
大人になってからは自分で食材を料理するようになりますが、意識しないと自分の好きなものを食べがちになるので、私はスーパーで食材を選ぶ時も便秘改善によいものを選ぶようになりました。
まとめ
便秘にはストレスや運動不足なども関わっていますが、大きな原因は口に入れて腸に入る食べ物(食生活)です。
食生活が荒れると面白いぐらいに便秘の症状に出ます(面白くないですが)
便秘体質の人で親や家族にも便秘の人がいる場合は、これまでの育った環境での食生活が影響していることも考えられるので、普段の食生活を意識し、腸に悪い食生活を続けないように気をつけましょう。